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卯の花 栗の花 夏は来ぬ [解語の枯れ尾花]

「“夏は来ぬ” 知っているよね?!」

「佐佐木信綱の(作詩の)?

「作詩作曲はだれか知らないけど」

「卯(う)の花の におう垣根に
「ほととぎす はやも来鳴きて
「しのびねもらす 夏は来ぬ ですか?

「それ!その卯の花ってどんな花?!」

40 年を越えて生きてきたおばさんが!いや
おね~さんが
今さらなにをゆ~!蒼井優~!
ま!おね~さんなら
“早見優!” のほうが分かりやすいかな。

「いえ!ひとりごとざんす。
「ネットでごらんなさい。

「見てもよく分からない」

「卯の花なんてどこにでもある雑木です。

「大阪市内にあるの?!」

「今ごろないのかなぁ。
「住吉大社には “卯の花苑” があります。
「見てきたら。



昼食休憩のとき
昼食も摂らず!住吉大社に行きます。
どうして私が
ついて行かねばならないのでしょう。

卯の花苑の
花の盛りはおね~さんのように!もう、、、。
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住吉大社の創立を祝う式典の
“卯之葉神事” も過ぎていますからね。

ま!こんな小さな花です。
卯の花は俗称かな。
「ウツギ」と呼ぶほうが
お勉強家のように思われないこともないかも。

大昔から風流な人は愛でてきたようですが
私にはよさが分かりません。
春の卯の花と秋の萩の花は理解ができません。



古来!
どこにでもあったのじゃないですか。
“夏は来ぬ” にあるように
卯の花は垣根に植えられ
花のころに
ホトトギスが鳴いていたのじゃないですか。

なごんちゃん(清少納言)も
「青色に白襲(しらがさね)を
「けしきばかりにひきかけたるは
「卯の花の垣根近うおぼえて
「ほととぎすも陰に隠れぬべくぞ見ゆるかし
なんて枕草子に書いていますね。

16 世紀の閑吟集に
「卯の花襲(かさね)なな召さいそよ
「月にかがやきあらわるる
という小歌があります。

“卯の花がさね” とは
表は白!裏は青の色目。
よく目立つのでしょうね。
忍び逢いのときには目立たないようにと
かの女がいっているのですね。

そうです!
この花は小さいけど集合して咲くので
梅雨や菜種梅雨の薄暗い季節には特に
よく目立ったのでしょう。
blog2.jpg

物集高量(もずめたかかず)が
卯の花は
「五月闇(さつきやみ)には欠かせないが
「他に取り柄がない
と断定していましたが。

藤原為家(1198 ~ 1275)の歌に
「ひさかたの かつらのかはの 卯の花は
「月かあらぬか ゆふくれの空
とあるように
“月” とか “雪” にたとえて
楽しんでいたようです。

「わ!くまんばち!?大きなハチ!」
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早く職場に帰らないと刺されますよ。
これ!
スズメバチ(熊蜂)じゃないようですけどね。



私は帰路!長居植物園に寄ります。
「さぼりついでだ」とかで
おね~さんがついてきました。

ああ!おね~さんの花(おせじ?)です。
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「虞(ぐ)や虞や!なんじをいかにせん」
虞美人草です。
風に揺られてもたおやかで美しい。

「ヒナゲシ?!」
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「ま!そうでしょう。
「これは “シャーレーポピー” ですけど。
「ここもあなたのように盛りが過ぎましたか。

「よけいなおせわよ」
「ケシならモルヒネが採れるの?」

“けし坊主” はできても
ケシとヒナゲシは種類が違うような。

「試してみてください。



あ!おね~さんの好きな “かおり” が
ポピーの畑に 2 本あります。
blog6.jpg

クリ(栗)の雄花が満開。
大昔から
ヒトの精液のにおいがするといわれています。

「ね!?

「全然!分からないけど」

「実は私も感じないんです!昔から。

「あなたはヘンタイだから?!

「ヘンタイでもオカマでもオナベでも
「においには関係ないでしょ!



(物集高量著/百三歳。本日も晴天なり/)
(枕草子/石田穣二訳注/)
(閑吟集/浅野建二校注/等参照)
(敬称略)
タグ:枕草子
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