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うどんや風一夜薬 [わが街・下駄ばきドドンパ]

この街にきたとき
車窓から見える大きな看板が気になりました。
「うどんや風一夜薬」
なんですかぁ!?
「うどんやふう」「いちやぐすり」って!?

あれは
「うどんや」「かぜ」「いちやぐすり」と読むそうな。
今はもう亡くなった長老が教えてくれました。
100年を越えた歴史があるといいます。
風邪をひいたとき
この薬をうどんに振りかけて食べると
体が温まり一夜明けると症状が改善しているそうです。

それからずっと!
カップ麺の具のような乾燥している生薬を想像していました。

最近になって
「うどんや風一夜薬本舗」の近くに育ったおじさんに話すと
「いや!?パウダー状の頓服ですよ」とのこと。
「あれを振りかけたうどんなんて!まずくて食べられないよ」

「うどんや」とはうどんやに置いていた薬だからだそうです。
うどんを食べにきた客が
ついでに薬を買って服用するのだそうです。

そのおじさんの子供のとき。
夜になにか食べたい!うどんでも食べたい!
でも!家は貧しく兄弟は多く!両親にいったら張り倒される!
そこで一計!
「風邪ひいて!しんどい!うどんやの薬を飲む!」といえば
母親が小鍋を持って
うどんと「風一夜薬」を買いに走ったそうな。
大事にならないうちに治しておかねば
医療費が大変ですから。

お母さんは決まってなぜか「鍋焼きうどん」を買ってきたそうな。
うどんは急いで食べて
薬は飲むのを(わざと?)忘れていると
無理矢理口をこじ開けられて飲まされたそうです!はは。

時代は下がって
薬事法かなんかの関係で
うどんやでは薬は売れなくなり
今は「うどんや」は名前だけに残っています。

住吉大社の初辰の日(はったつさん)
境内で「うどんや風一夜薬本舗」が店開きしていました。

早速求めてまいりました。
風邪をひく日が楽しみです?!

ちなみに東京で販売している薬は成分は同じでも
「そばや風一夜薬」と名を変えているそうです。


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