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モダン焼きフジ 清水寺千日詣り [平安京有情]

京都です。
某大学の時計台の下でしばし立ち尽くします。
これから数時間のスケジュールが
急に飛んでしまいました。

私の都合ではありません。

自慢じゃないですが!といいながら自慢しますが
ここ 10 年!自分で企画したハイキングなんか
毎月 1 ~ 3 度催行してきましたが
台風で交通機関が止まった 1 回をのぞいて
中止したことはありませんがね。

ま!人の都合を責めてはいけません。
やがていつか
私もあやまるときがくるでしょうから。

百万遍さん(知恩寺)に寄って
法然上人に反省を入れてから
京阪・出町柳駅に向けて歩きます。

「モダン焼き」専門店(!)の「フジ」です。
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あんまり「お好み焼き」には
食指が動かない人生なのに
なぜか今日は目につきました。

「サービスランチ」がお得そうですね。
入店してみます。

おお!「モダン焼き」のメニューがずらり。
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眼前に数十はありますね。
左右に目をやれば
その 3 倍くらいになるのでしょうか。

「モダン焼き」ってなんでしょうか。

お好み焼きに
そばやうどんや中華麺等
ま!麺類を合わせたものでしょうか。
簡略に
お好み焼きの具に麺も使ったもの!といえば
叱正されるでしょうか。

実際!私の前で溶かれた粉が
鉄板に丸くのばされて焼かれ始めました。

そこへウスターソースみたいなもので
濃い色!濃い味をつけてきた
そばを持ってきてのせました。

その横で鶏卵が 1 個
丸くのばされて焼かれました。

そばのせお好み焼きがひっくり返されて
たまご焼きの上に重ねられました。

たまごと小麦粉の間に
そばがはさまったものが完成。
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サービスランチはこれに
「フジ玉子」なるものと
「味付ライス」なるものがつきます。

「フジ玉子」とは
目玉焼きとも
ポーチドエッグともよく分からない半熟卵に
だし醤油みたいなものがかかっています。

「味付ライス」とは
具の入っていない炊き込みごはんみたい?!

税込み 720 円です。



今夜(2017/08/16)は
五山の送り火があります。

予定ではここから近い
鴨川の上流の
賀茂川の堤防から見るつもりでしたが。

送り火の点火は 8 時から。
まだ 7 時間以上あります。
待てませぬ!帰ります。

京阪に乗ったものの
清水五条駅で降りました。

清水寺の「千日詣り」を思い出したのです。

六波羅蜜寺に寄り平清盛の塚に合掌。
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向こうの集まったお地蔵さまの袈裟が白い。
白い色がなぜか今日は印象的。

松原通りに出ましょう。
清盛のころには
五条通りだったかも知れませんが。

「幽霊子育飴」があります。
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「幽霊子育飴」やら「六道の辻」やら
「小野篁(たかむら)」やら「六道珍皇寺」やら
「鳥辺野(鳥部野・鳥戸野)」やら
他国の小心ものの私には
おどろおどろしい地域ですが
地元の人は
「ハッピー」に生きているんでしょうね。
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六波羅は六原と書くのですね!なるほど。



坂を上って行けば細い路地に観光客。
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八坂の塔かな。
海外の観光客のみなさんよくご存じで。

外国の若ものたちがたむろしています。
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アイスキャンディですかぁ!
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おいしそう!
のども渇いています。

でも!食べていませんけどね。
1 本 500 円!ですもの。
貧乏人は持参のぬるくなった水を
飲みながら歩を進めます。

三年(産寧)坂近くなると
観光客が増えに増えて
芋の子を洗うようにおしくらまんじゅう。

土産もの店の軒先には
やっぱり「千日詣り」の提灯だらけですね。
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ほうほうの態で清水寺に。
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浴衣姿の外国のおね~さん方がいっぱい。



清水寺の「千日詣り」は最終日。
「採燈大護摩供」の日かな。

ほら貝の大合奏が聞こえる
三重の塔の下に行きます。
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「五山の送り火慶讚の仏教行事」だそうですが
よく分かりません。

おごそかに延々と執り行われています。
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ときどきながら
私もいっしょに「般若心経」を
なん回か唱和しましたよ!暇なもんで。

たまたま今日は持っていた
脚立の位置をなん度か変えていたら
点火!やれやれ。
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くさぐさのものを隠すけむりでしょうか!
いい感じです。
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それもつかの間。
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この後
今夜は 9 時半まで
内陣のほうでなにかあるようでした。



この夏は「千日詣り」を
3 度したことになります。
拙ブログ 2017/08/02 2017/08/10
積極的に参加したのかどうかはさておいて。
いいことがあるかも。

夏が行きます。
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清少納言の遊ぶ三船祭 [平安京有情]

京都市右京区の
車折(くるまざき)神社の境内に
清少納言社があります。
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小さな祠(ほこら)です。

清少納言と中宮・定子は
才女同士の出会いですね。
ほんの短い日々でしたが
充実した生活を送り
清少納言は “枕草子” に
定子を生き生きと書き留めました。

定子の死後
清少納言の消息は絶えました。
今では本名も墓所もはっきりしません。

この神社の祭神は
清原頼業(きよはらよりなり)だそうな。
清少納言は清原氏出身と推察されるので
ここに祀(まつ)られているのですね。



今日(2017/05/21)は「三船祭」です。
清原頼業の生きた平安時代の船遊びを再現する祭。
その会場の
嵐山の大堰川(おおいがわ)に移動します。

拝観を拒否して!もう長い臨川寺(りんせんじ)。
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岡本かの子の小説「鯉魚(りぎょ)」の舞台。
応仁の乱の後の
臨川寺の沙弥(しゃみ)と
丹波の殿さまの娘が
大堰川の河原の葦の中で恋をしたのですね。

臨川寺の前は小説では大堰川。
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今の河川名は桂川。
その桂川の渡月橋から上流が通称・大堰川かも。

渡月橋のすぐ上流に堰(せき)があります。
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大きな堰です。
だから大堰川。
もっとも渡月橋は昔は
ここより上流に架けられていたといいますから
この堰もこの場所ではなかったかも知れません。

ちなみにその上流の船下りで有名なところは
保津川と呼ばれたりしています。

あまり深く考えても阿呆にはしんどいだけ。
やめましょう。



渡月橋の左岸のたもとに
車折神社の頓宮がありますが。
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今回の祭事には関係なさそうです。

大きな堰!大堰川の右岸で待ちます。

12 時半過ぎて
中の島を出た “清少納言” 一行が
渡月橋を渡っています。
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催事はすべて左岸のほうです。
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こちら側は道の幅員がない上
手すりもなにもない路肩の横は水深のある川。
そこへやっぱり人が押しかけて
危ないったらありゃしない。

私は!たぶん上ってはいけない山肌に
はい上がり!とりついています。



延々と 1 時間あまり
事情もなにも分からないまま。

やっと船が動き出しました。
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船は右岸のほうにもやってきます。
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ボート等!見学するために出動している
小舟が多くてわずらわしい。
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船は 2 隻を
つなぎ合わせた構造になっているのですね。
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ん!?
なん隻回っているの?!
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「三船祭」ですから 3 隻?!
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御座船!龍頭船!鷁首(げきす)船かな。
浅学にして
鷁(げき)なんて動物知りませんぞな。
そして!どれがどれやら。



後白河法皇(1127 ~ 1192)が集めた
今様歌謡の梁塵秘抄に

嵯峨野の興宴は鵜舟(うぶね)筏師(いかだし)
流紅葉(ながれもみぢ)
山蔭(やまかげ)響かす箏(しやう)の琴
浄土の遊びに異(こと)ならず

という歌がありましたが。

船遊びは極楽浄土のようですね。

他にも梁塵秘抄に「嵯峨野の興宴」は 2 首。
大堰川は遊びに適した川なんでしょうか。

16 世紀の閑吟集に

今朝の嵐は 嵐ではなげに候(す)よの
大井川の 河の瀬の音ぢゃげに候(す)よなう

なんて小歌がありますが。

嵐は嵐山とかけてあるようです。
大井川は大堰川のこと。
遊女が客にいっているのかな。
枕の下を水が流れていたのかも。

大堰川の周辺は
遊所が集まっていたとも聞きましたが。



あ!
2 隻を合わせた船ではない船もあります。
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これが御座船でしょうか。

望遠レンズをいっぱいに伸ばせば
清少納言(たぶん!)がいました。
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“こども” も。

余談ですが
遊女も禿(かむろ)という
こどもを従えていますね。

宮中!大奥!遊廓!
どうしてよく似た組織になっているの?!

どこかが
どこかのマネをしているのでしょうけど。

それとも
例えば海に降りた哺乳類が
魚類に似た体形になるように
“女” の世界は
どういういきさつで生まれても
最終的には似てくるものなのでしょうか。



(梁塵秘抄/佐佐木信綱校訂/)
(閑吟集/浅野建二校注/参照)
(敬称略)
タグ:枕草子
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葵祭 やすらい花 さば煮定食 [平安京有情]

男性です。
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着物の模様が
“ふたばあおい” (双葉葵 or 二葉葵)です。

女性の着物の柄も二葉葵。
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上賀茂神社の観光トイレの表示です。

その上賀茂神社。
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正午にまだ時間があります。

神輿を引いた(かついでいません!)
こどもたちがやってきました。
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朝!摂社の
大田神社に集まっていたみなさんかな。
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二葉葵を背負っています。



上賀茂神社のそばの “今井食堂”
数年きていなかったのですが
こぎれいにこざっぱりしていませんか。
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失礼な発言ですみません。
ちょっと早いけど朝なにも食べていないので
ランチにします。

昨夜遅くまで
アラフォー(around 40)のおね~さん方と
過激な猥談(わいだん)で盛り上がり
深酒をしています。
猥談と割り勘にはつい力が入ってしまいます。

今井食堂には
“さば煮定食” 700 円と
フライやだし巻きの入った
“おすすめ定食” 750 円の
ふたつしかありませんでしたが。

やっぱり!ここでは “さば煮定食” でしょう。
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社家の並ぶ明神川に沿って東に歩くと
“やすらい花” がやってきました。
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“やすらい祭” とか
“やすらい踊り” とかいいますよね。

 花やさきたる やすらい花や
 や とみくさの花や やすらい花や
 や とみおおせば なまへ やすらい花や

“やすらい花や” は
囃子詞(はやしことば)らしい。
もっとも各地で歌詞は違うそうですが。

“やすらい祭” は
例年 4 月の第二日曜なのでは?!

昔は今宮神社!玄武神社!上賀茂!下賀茂!
西賀茂!上野!紫竹!門前町!雲林院!等
あったそうな。
そのうち!今残っているのは半分くらい?!
その中で
ここ上賀茂だけは
5 月 15 日に催行しているのですね。

鬼さんたち。
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太鼓をたたいていますが踊ってはいません。



そうです!
今日(2017/05/15)は葵祭の日でした。

路頭の儀(行列)は
午前中に京都御所を出て
下鴨神社に着いているはず。

賀茂川右岸をゆるゆると下っていたら
下鴨神社からきた行列に遭遇しました。
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京都三大祭のひとつといわれていますが
ま!天皇家とか貴族の行事ですから
大勢の八瀬童子が仕切っているはず。
八瀬小学校の児童も頑張っているのでしょうか。
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上賀茂神社に向かっています。
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桂の小枝と葵の葉を組み合わせた飾りを
行列に加わっているすべての人や
すべてのものに飾っています
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行列は 1km ほどつづいているのでしょうか。
30 分ばかりで通り過ぎて行きました。
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(手塚治虫作/火の鳥/乱世編/)
(辻與一著/京を探る/を参照しました)
(敬称略)
タグ:火の鳥
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大文字山 火床にひとり [平安京有情]

可愛い椎茸の榾木(ほだぎ)です。
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先日!奈良県高取町から
持って帰ったものです。(拙ブログ 2017/03/25

北のベランダに立てておいていたのですが
乾燥が激しい。
大昔にベランダで椎茸の原木栽培(!)をして
収穫したことがありましたが。
この家でのことではありませんが。
もっと太い木が数本あったような。

どんなにして乾燥を防いでいたのか!
まったく忘却しています。
つけ焼き刃で
原木栽培の手引書をめくってみても
(そんな本を持っている私はすごいね?!)
山ん中のはなしばかり。

山のお大尽や!山間育ちの人に尋ねても
寝かせろ!いや立たせろ!
初め伏せておいてから立てかけろ!
ビニール袋でくるめ!
いや四六時中風をあてろ!
寒冷紗の屋根をつけろ!
いや暗過ぎるのはいかん!
みんなまちまち!
人によって正反対のことばかり!?

とりあえず
居酒屋のおじさんがくれた水盤に
タオルを敷いて水をかけ
その上に寝かせておきましたが。



日向(ひむか)大神宮です。
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京都市山科区の山の中。

天の岩戸(あまのいわと)があります。
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向こう側にくぐり抜けられます。
恋愛が成就します?!
ま!無理ですわな!お賽銭も入れないのに。

裏山はヒノキ林!
スギも混成していますね。

そうだ!
ベランダの椎茸の榾木を
スギの葉で覆ったらどうでしょう。
いや!だれがなんといっても
だれもなにもいいませんが!
スギの葉で覆おう。

スギの枝をもらいに入山します。



そんなにうまく
スギの枝が落ちているはずもありませんね。

細道はきれいにきよめられていて
枯れた枝さえ落ちていないじゃないですか。

“七福思案処” に出ました。
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いくつかのハイキング道が交差しています。
一番急峻な大文字山への道を選びます。

半分!やけくそです。
スギの枝 1 本拾って
早々に帰るつもりでしたが
こうなんにも得られなければ意地になります。
わが人生は常にバカ丸出しです。

結構!木の根道はあるのですが。
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たいていヒノキの根っこですがね。

あ!
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なんですか!?
新しい道!
だれですか!
こんな無粋な開発をしているのは。

ほうほうの態で
とうとう大文字山の頂に着きました。
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京都市街がよく見えます。
それにしても!
なんでこんな!
“しんどい” めをせにゃならんの。



急坂を登ってきたので
向こうへまた急坂を下山すれば
ほどなく
五山の送り火で最初に点火される火床に。
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さらに下れば “金尾” と呼ばれている
大きな火床。
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“大” の字の中心です。

75 基もある火床のひとつひとつの上に立っても
“大” の字はまったく感じられません。
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“ヘソ天” で大の字になって寝る
にゃんこにとりついたノミの心境です。

考えてみれば!ヒトの一生も
ノミのさだめもおなじようなもの。

この火床に小学生やら
発情!失礼!清楚なおね~さんやらと
きたのも遠い日。
(あのときの小学生と)
(発情おね~さんの画像がありました)
( → 拙ブログ 2010/08/02

ああ!あしたはどこ!
山のあなたの空遠く、、、。



あ!そうそう!スギの葉!
まったく得られていません。
ここでヘソ天で寝ていても仕方ありません。

あきらめて銀閣寺に向けて下ります。
ここからは難しい道はありません。
みなさん!観光気分で上がってきています。

銀閣寺のエントランスの高い垣。
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この先に拝観料を取るゲートがあります。
この立派な垣を見るだけで
銀閣寺観光は十分だと思いますがね。

帰る観光客の群れに紛れて
土産や飲食を商う店が並ぶ参道を
ふらふらと夢遊病者のように歩きます。

空腹を覚えますが
口に合いそうなものはありません。
口というより
懐中に合わないという方が正確かな。
高いです。
観光客は浪費しにきていますから
高価なものを好むのです!たぶん。

“抹茶コロッケ” とは!?
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ほんのり抹茶の香り。
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でも!すごい。ひとつ 200 円。
いつも買うスーパーのコロッケは
4 個で 99 円ですけどね。
もっとも!それは
あんまりおいしくはありませんけど。



結局!スギとヒノキの葉は
某お大尽のお屋敷の裏山からいただきました。

榾木にスギの葉をかぶせました。
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少し足りないような気がしたので
この上!さらにヒノキの葉をのせています。

毎朝 2 年も水をかけていたら
椎茸が出てくれるでしょう。
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はるかなカラタチ 枳殻邸の春 [平安京有情]

京都駅。
2 時間あまりの待ち時間ができました。
2 時間あれば少々の観光はできますけどね。

京都水族館(入館料・以下同じ 2,050 円)は
ちょっと厳しいかも知れませんが
京都鉄道博物館(1,200 円)とか
京都タワー展望室(770 円)なら
なんとか楽しめるかも。

「お気に召しませんか。

東西の本願寺や東寺の参詣や
JRの京都駅ビルとか
京都ヨドバシとかの探検(?)なら無料です。

どうでもいいことですが
ヨドバシカメラの梅田のビルは
”ヨドバシ梅田” なのに京都のビルは
どうして ”京都ヨドバシ” と
漢字が先なんでしょうかねぇ?

「あ!ひとりごとざんす。

鴨川のほとりを散策した後
文子天満宮でお守りでも買いますかねぇ。

朝から入浴してくつろぐのなら
ホテル・サン・マルタン!
駅に近くて便利!きれい(たぶん)!
休憩 90 分 3,480 円!

「割り勘で 1,740 円!思い切ります?!

「そりゃ!ラブホテルじゃない!」
「ひとりで行って!もだえてなさい」



思い出しました。
ホテル・サン・マルタンと
文子天満宮とに囲まれて
枳殻邸(きこくてい)がありました。

枳殻邸とは愛称(?)ですけどね。
枳殻(きこく)の生垣だったたから。

「きこくって?!」

「指が冷たい人は心が燃えてるんだって。
「島倉千代子ですよ。

「ん?!」

「“からたち日記”!

「あんた!なん歳よ!」

「“からたち日記” のせりふは」
「幸せになろうね」
「あの人はいいました!でしょ」
「指が冷たい人!は “おもいで日記”!」

「おね~さんこそ!なん歳です!?

島倉千代子と同級生では?!
“からたち日記” と
“おもいで日記” の区別を語れるなんて。

「父が好きだったのよ!」

ともかく枳殻(きこく)は “からたち” です。



ああ!もう!考えるのがメンドくさいので
サン・マルタン!、、、じゃなく!
枳殻邸(きこくてい)に行きますよ。

本名(!)は渉成園(しょうせいえん)!
東本願寺の飛地庭園です。
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入園には 500 円以上の志納。

「”以上” ですから!
「お釣りはくれません!たぶん。

「え~っ!?」

「立て替えますので!後で絶対!返してね。

入園したらすぐのこの石垣。
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いいですねぇ!いつもうっとり。

「石垣とサン・マルタンに行ったら?」

桜花の季節も終わり新緑のころ。
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日本に多い池泉回遊式庭園ですから
池の面積は広い。
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敷地の 1/4 は水ですね。
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京都タワーが借景(?)ですが
泣きそうな空が寂しい。



“渉成園” とは陶淵明の “帰去来辞” の
1 節から命名されたと園はいっています。

「“帰去来辞” とは
「“帰去来兮辞”(ききょらいけいのじ)のこと?!

「そうでしょ!」
「かえりなんいざ」
「でんえんまさにあれんとす!でしょ」


帰去来兮
  かえりなんいざ
田園将蕪胡不帰
  でんえんまさにあれなんとす
  なんぞかえらざる
既自以心為形役
  すでにみずからこころをもって
  かたちのしもべとなす
奚惆悵而独悲
  なんぞちゅうちょうとして
  ひとりかなしむや

たいていの日本人が好きで口ずさむ詩かな。

「ガッコーの教科書にあったでしょ!」

「おら!全然知らね~だ。
「おフランスの教科書にはありましぇ~ん。



どうでもいいことですが
“帰去来兮” を “かえりなん” “いざ” と
どういう日本語なら読めるんですかねぇ。

どこまでが “かえりなん” で
どこからが “いざ” ですかね。

たわむれに万葉集を見ると

63 および 2173 の “去来子等” は “いざこども”
280 および 957 の “去来児等” も “いざこども”

お~!分からんけど!
分かったような気だけします。

“去来” が “いざ”
“兮” はあってもなくても
あんまり内容に影響しないもの?!
まぁ “!” みたいなもの!

と決めつけて
1 文にもならんことを考えるのは
おしまいにしましょう。
よいこは忘れてください。



でも!
「詩のどこにあるんですか!”渉成” は。

「真ん中あたり」


園日渉以成趣
  えんはひびにわたって
  もっておもむきをなし



池の中の島に
木と土と紙でできた小屋があります。
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「“お茶室” といえないの?!」

「寒いでしょうなぁ。

園内には個性的な建てものばかり。
その中でこの傍花閣(ぼうかかく)なんて
最たるもの。
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いつの時代の意匠なんでしょうね。

シャクナゲとツツジは咲いていますが。
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そろそろカラタチの花の咲くころ。
ほのかな香りのある花。

でも!園内にあるのでしょうか。
少しくらい残っているのでしょうか。
旧家の垣根にあったカラタチも
どんどん消えている昨今ですね。

風のこみちに いまははるかな
からたち からたち
からたちの花      (からたち日記)



あ!大きなヘビちゃんが!
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こちらに泳いできてくれました。

こんな喧噪な町で大変ですね!
生きるって!大変ですね。

相手にされません。
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生きるのに苦労している阿呆を無視して
泳いで行ってしまいました。



(漢字はすべて新漢字表記)
(西沢爽作詩/おもいで日記・からたち日記/)
(陶淵明全集/松枝茂夫・他訳注/)
(新訓 万葉集/佐々木信綱編/を参照しました)
(敬称略)
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