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春日大社の桧皮葺き替え工事 [南都有情]

なごんちゃん(清少納言)の枕草子。

  雪は桧皮葺き(ひはだぶき or ひわだぶき)
  いとめでたし

雪の降りかかった桧皮葺きの屋根は
観賞に値するのですか。

しかしまた!その桧皮葺きを

  下の心かまへてわろくて

の仲間に入れています。

屋根は美しいのに
中身は美しくない!
その製作過程は見るに忍びない!
ということでしょうか。

ちなみに
同じ項目に
「川尻の遊女」も入れています。

川尻とは今の尼崎か江口かでしょうか
平安時代のあのあたりは船の往来が多く
たくさんの遊女がいたのですね。

遊女は美しい。
美しく着飾っています。
でも!中身は、、、!?
といわれても!ちょっと可哀そう。

閑話休題。

奈良の春日大社の
酒殿(さかどの)が大屋根ですっぽり隠されています。
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桧皮(ひわだ)の葺き替えが行われています。

今なら!なごんちゃんのいう桧皮葺きの中身が
見学できますよ。

足場に上がると
古い桧皮ははがされ!下地の修復も終わって
新しい桧皮が下方から貼られていました。
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材料はいたってシンプル。
桧皮と竹製の釘。
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道具は手斧(ちょうな)と
サイコロの形をした金槌。
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桧皮を 1 枚ずつ並べて
竹釘を打ちつけることのくり返し。
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真冬にこの酒殿で
神前に供える酒を醸造しなければなりません。
それまでには間に合うようです。



さらに枕草子を読み進めていくと
なごんちゃんは
新しくも古くもない桧皮葺の屋根に
長い菖蒲(しょうぶ)を
うるわしく葺きわたしているものを
「なまめかしきもの」としていますが。

どこがどんな風になまめかしいの?!
イメージの描かれない私です。
タグ:枕草子
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道頓堀のクンテープでタイ米を食べた [たべほ!ブフェ!バイキング!]

背はとても低いけど
小太りの 50 歳代のおじさん。

顔はバーブ佐竹似だと自分でいっていましたが。
バーブ佐竹って!ご存知?!

私は梶井基次郎によく似ていると思うのですが。
梶井基次郎って!ご存知?!

おじさんの好みはカモシカのような足首!
そんな女性を探しつづけて
夜ごと!道頓堀界隈をさまよい
7 か国だか 8 か国だかの女性と
親しく「おつきあい」したそうな。

そんなにうまくいく日ばかりじゃなく
夜も更けて!
ひっかけ橋(戎橋)のたもとに
立ち尽くしているのを目撃したことがあります。

そんな深夜
目撃した私は
なにをしていたのかと問われたらまずいので
他言はしませんけどね。あは。



そんな大昔のことを思い出しながら
道頓堀の水際
通称「とんぼりリバーウォーク」を歩きます。
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水の流れがよどんでいて
どちらが右岸やら左岸やら。

ひっかけ橋に来ました。

あれ!?
おじさんがよくつきあっていたタイの女の子の匂いが。

水際にレストランがあります。
「クンテープ」というタイ料理店。
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ランチ・バイキングが 1200 円。

品数はそんなに多くはありません。

あ!タイ米のごはん。
タイの長粒米ですが炊飯器で炊いたもののような。
グリーンカレーをかけて。
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レッドカレーも食べておきましょうか。
スープも。
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空腹だったので
みっつめのカレー!マッサマンカレーと
もう一度めぼしい惣菜を食べます。
品性のいやしさは
どうしようもありませんね。
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やっと!ひと息ついて
窓の外の道頓堀を見る余裕が出ました。はは。



あのとき!
おじさんは途方に暮れていたようでしたが
違うんですね。

うんと後から聞いたはなしですが
夜明け近くになると
男にあぶれた女の子が
「どこかへ連れてって!」と
切羽詰まった雄叫びで!寄って来るらしい。

容姿にこだわらなければ
カモシカの足がカバの足でも気にしなかったら
入れ食い状態だと豪語していましたが。

こだわらないのはお互いさま!
「もう!だれでもいい!」
「疲れた!早くふとんで眠りたい!」
あぶれもの同士らしい。



この日には
レモングラスティがありました。
のどが渇いていたこともあって
そればかり!がぶ飲みしてしまいました。
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永楽ダムの秋 [野道!山道!恋はけもの道!]

あ!
まだ近くでもやっているんですね!
稲刈りの後の掛け干し。
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これにはまず
鎌で刈らなければできませんよね。

この束ねた稲を掛けるもの!
私はいつもはぜ干しとみなさんにいいますが
標準語はなんでしょうね。

はで!はぜ!はさ!はざ!
ウシ!ウマ!
稲木(いなき)!干し竿!等々
ところによって呼称が違うのが面白いですね。

「稲」「米」「籾(もみ)」とか
共通の単語が多い米作りですが
この稲の天日干しに使う竿は異名の多いこと。

材料は竹が多いのですが杉もありますか。
ちなみにこの日は
ネットフェンスに干されている稲も。

大阪府の南
熊取町を歩いています。
のどかな田園の中。

あまり人に出会わず
永楽ダムに着きました。
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つくしの出そうな土の堤に囲まれた
ため池のイメージがあったのですが
大きなダムじゃないですか!
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どこで記憶を入れ替えていたのやら。

ダムから見下ろせば
まだ!大阪にも緑がありますね。
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ブナ枯れ(ブナ科の樹木の枯れ)は感じられませんが
松(たぶん!赤松)の立ち枯れが
悲しい色をつけています。

トイレも近くにあることですし
春にはみなさんと
染井吉野の花見にきましょうか。
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近くの丘
和田山という山の名がついていましたが
そこへ上れば
360°の景色が。
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ため池がたくさんある里ですね。

とぼとぼ歩けば円形の建物が。
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「ひまわりドーム」ですか。
私とは違う世界のような匂いがするので通り過ぎます。

「お~い!」
呼べばにゃんこが臆することなくやってきました。
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にゃんこだらけの公園。
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水間公園ですか。
熊取町から貝塚市に入っていましたね。

人なつっこい多くのにゃんこに囲まれて
しばし!ひなたぼっこ。
無駄な人生の無駄な 1 日。
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英国にはないウェールズの山 [活動写真]

スコットランドが独立?!

なんか騒々しいですね。
グレートブリテン!大英帝国が。

われわれが簡単にイギリスと呼んでいるのは
イングランドとスコットランドと
ウェールズと北アイルランドの寄せ集めでしたか。

そもそも民族が違うのでしょうかね。

スコットランド人は
イングランドがお嫌いなのは確かなのですね。



スコットランドの酒場であるとき!
TVがサッカーの中継をしていたそうな。
イングランドが出ている国際試合。
しかし!みんなおしゃべりばかり。
あまり関心がありません。

関心がないのじゃなく
大嫌いな国(?)なので
応援なんかできない!ということですか。はは。

ん?!
サッカーの国際試合では
4 国はすでに独立しているのですか!?

サッカーは国単位じゃなく
勝手に単独で FIFA に加盟できるのですか。

サッカー界を全く知らず
とんちんかんな発言!お許しあれ。



映画「ウェールズの山」を思い出しました。

1995 年制作のイギリス映画ですが。

ウェールズの小さな村に
イングランド人がやって来て大騒ぎ。

ときは 1917 年のこと。

村の象徴の山の測量に来たのです。

測量の結果!
山は「山」じゃなかった!?

山は標高 305m 以上をいうらしい!
6m 足りないのです。

えらいこっちゃ!大変です。
村の誇りの山が地図に「丘」と表記されそうです。

村人が総出で「山」にしようと土を運び
頂上を盛り上げようとします。

しかし!再測量してもらうには時間がなく!
難題が山積!
新たなハプニングも続出。

まじめに!おかしい映画です。



あんまり評価されていませんが
私には面白い映画でしたよ。

そうか!
そのときは深く考えませんでしたが
ウェールズ人と
イングランド人は違う民族!
精神的には違う国だったのでしたか。

底流にそれを感じて観る映画でしたね。
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落ち栗の座を定めるやくぼだまり [桃栗残念!柿蜂の巣?]

野山を徘徊していると
今だけですね!
生の栗(くり)を売っているのは。

柴栗が欲しいのですが。

確かに
「柴栗」といって売られているものはあります。

しかし!
私の祖母がいっていた「柴栗」は
せいぜい指の爪くらいの大きさ。
とても小さなものなんです。
その味が好きだといっていましたが。



  落栗の座を定めるや窪溜

「おちぐりの ざをさだめるや くぼだまり」と
読むのでしょうか。

平凡な句のような。
捨てがたい句のような。
俳句の観賞眼はありませんが
不思議に記憶に残る句。

人生の憂いのような。
達観したような。
体に合わせた宿命(さだめ)のような。
幸不幸の偶然をあきらめたような。

作者は
井上井月(いのうえせいげつ 1822 ~ 1887)
別名・柳の家井月
別名・乞食井月らしい。

といっても!全く!知りません。
もっとも
無学な私が知っている俳人なんて
片手の指を折るほどもいませんが。

つげ義春が
「無能の人」の中で取りあげています。
そこで得た知識だけなんですが。
ご憫笑(びんしょう)あれ。



この句のようなくぼだまりの栗が
どこにでもあるような気がして
今年も山径をたくさん彷徨したのですが。
容易に出会いませんね。

あ!?
わが家の前の桃ケ池公園の栗はどうでしょう。

昨年は
樹木の上半分を思い切りよくすぱっと切られていて
花も咲きませんでしたが
今年の夏は実をつけていました。
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ああ!この季節にはもうなにもありませんね。

あの栗の実!
どこへ行ったのでしょうか。
落ち着けるくぼだまりを見つけられたのでしょうか。



コロッケ専門店の
「北海くんコロッケ」から
「甘栗コロッケ」100 円を買ってきました。
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甘栗をきざんで入れているコロッケです。

コロッケひとつで焼酎を飲み
もうひとつで麦めしを食らう夕げ。
なにが不満なのか!?
不満なのか!

しょせん!
食い気と色気しかない私の人生じゃないか。



クリシギゾウムシにすっかり食われて
中身のない栗のようなわが人生。
落ち着けるくぼみもなく
からからと風の吹くまま。

秋が深まります。


(敬称略)
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