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京都御苑 トンボ池のモリアオガエル [手のひらを太陽に]

カエルが鳴いています。
ツチガエルでしょうか。
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大昔!
ツチガエルといっしょに
トノサマガエルがいましたが
それのほうが
容貌(?)と歌声(?)がいいので
悪ガキたちは
ツチガエルをクソガエルと呼んでいたような。

容姿の悪いものは損ですなぁ。

お!
卵塊があります!樹上に。
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モリアオガエルが産卵したのですね。
日本のカエルで
樹上に卵を産む種類はそういないでしょう。
間違いありません。

水際にもふたつありました。
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こんな低い場所に産卵するとは!?
シュレーゲルアオガエルでしょうか。
いや!シュレーゲルは完全に土の中のはず?!
やっぱり!モリアオガエルかな。



京都御苑の中の「トンボ池」です。

平成になって造られた小さな池です。
池というより水たまり。
どこからも流入はなく
どこへも流れ出していません。

その水たまりにたくさんの生物が棲息しています。

モリアオガエルもやってきたのです。

渓谷沿いのか細い踏み跡を彷徨中!
モリアオガエルの卵塊を見たら
深山幽谷!
魔ものの棲んでいそうな湖に
やってきた感慨がひしひしと湧いてきます。

私にはモリアオガエル イコール 深山です。

ところがここは千年の都のまん真ん中ですよ。

四方を大きな道路に囲まれて
くるまが四六時中走っています。

ふしぎですね。



モリアオガエルがいました。
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逃げませんね。
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もしかして!これ!シュレーゲル?!
前回きたときにはモリアオガエルだと思って
シュレーゲルばかり撮って帰っています。はは。

正直いって私には
今も両者の区別がはっきりできません。

「最近!シュレーゲルがいなくなった」とのこと。

生存競争で負けたのでしょうか。
とすると!モリアオガエルは
案外!強いカエルなんでしょうか。



それにしても
このキショウブ!なんとかなりませんか。
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池の周囲を占拠しています。
植えた訳でもないのに。

「困っています」
「なんとかしなければと考えています」と
ガイドをしていた人たちが
口をそろえていっていました。

ああ!やっと出会えましたね。
キショウブに危惧している人たちに。

関西の水辺を
侵略しつづけているキショウブの恐怖。
ずっと訴えつづけているのに
だれにも無視されてきましたが
初めて肯定されてちょっとうれしい。



「それに!このウキクサ!」
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困っているそうな。

トンボは水面の反射に反応して飛来するそうな。
水面がウキクサだらけなら
トンボは産卵にこなくなり
「トンボ池」でなくなるかも。

ん?!
カエルは緑色ではない
青色のほうへ逃げるといいませんか。

カエルは素早く水中に逃げることが
身を護る武器のはず。

水面が緑色なら
逃げ場所を誤ることになりかねませんか。

水草とキショウブを全部取り払いましょうよ。
ボランティアでもなんでも動員して。

ここは環境省管轄の公園。
お役所は “お役所仕事” ですから!
どうなることやら。
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つばな をかし 都会のチガヤ [草のゆかり]

正面の逆光の中
JR大阪環状線の新今宮駅のホームが見えます。
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「茅花(つばな)も をかし」
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ただ!それだけ
わが姉(!)なごんちゃん(清少納言)が
枕草子に書いていましたが。
こんな騒々しいところに
茅花(つばな)!
つまり!チガヤの原っぱが。
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なにかガラにもなく郷愁を感じますね。

鴨長明の方丈記では
10 歳と 60 歳のふたりが
「茅花(つばな)をぬき」遊んでいます。

長明は京都の山里でのこと。
これは

  茅花(つばな)けん まめ茅花
  今年の茅花は ようでけた
  活けておくより 摘んだほうがましじゃ
  耳に巻いて すっぽんす

大阪の歌だそうな。

たぶん!いつの時代にも
どの地方でも
チガヤの花芽をすっぽんと抜いて
食べ遊びをしていたのでしょう。

ほんのり甘い。
季節がよければ大変柔らかい。
たぶん!昔のこどもは食べてしまったのでは。

もう!この都会では
歌も食べ遊びもないですけどね。

この大阪市の広場も売り払ったそうですから
茅花もやがて消えてしまうことでしょう。



「買い物帰りに滝を見に行くなんて」
「なかなか乙でしょ」
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日本庭園の
「慶沢園(けいたくえん)」のポスターですか。
雨に打たれたのかよれよれになっていますが。

慶沢園は天王寺公園の中。

わ!
チガヤ(茅花)がいっぱい。
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慶沢園は
元・住友家の茶臼山本邸庭園ですよ。
そんな名園にもありますか。

実は帰路
注視していたら!あちこちにありましたね。
なんだ!
そんなに郷愁を感じなくてもよかったのですね。

名園もこの季節は緑色だけですね。
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あ!そうそう!滝!
これですね。
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華厳の滝とか
那智の滝と比較してはいけません。
喧噪の中にこれだけあれば十分です。



庭園を出ると茶臼山。
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陽射しが強いのに
水辺の花のエリアは寂しい。
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どうしたのか!きれいに整地されたかのよう。

そんな中!キショウブ(黄菖蒲)だけは元気。
すでに池の周囲に勢力を広げています。
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なん度もいいますが
この花だけは植えてはいけないような。
他のものがなんにも育たなくなるような。
そんな危惧して見ているのは
私だけかも知れませんが。

あ!ノハナショウブ(野花菖蒲)!
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キショウブとの生存競争に負けて
こんなに小さくいじけている訳じゃありません。

ハナショウブ(花菖蒲)の原種に近い花。
だからか!こぢんまりと咲くのです。



(茅花の歌は/中田幸平著/野の民俗/参照)
(敬称略)
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